管理人は私劇団あとの祭り管理人のメモ

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「三人吉三」 木ノ下歌舞伎とシネマ歌舞伎 00:57
「三人吉三」を連続で見ました
東京で木ノ下歌舞伎、映画でシネマ歌舞伎です

***

木ノ下歌舞伎は、大垣市での公演「黒塚」が非常によかったので
東京まで見に出かけました
上演時間5時間ということで、途中飽きるんじゃないかと思ったけど全然!
ものすごい集中してみてた 面白かったなー
2幕始めのアホみたいな地獄の宴会シーンがまた最高だった
後で購入した補綴本に書いてあった、演出が絶対このシーン入れたい、というのは、
実に作り手ならではの意見だなあと思った でもそれにすごく賛同できた

大須で年末やってたロック歌舞伎スーパー一座を、私は毎年すごく楽しみにしてたのに
2008年に終わってしまって寂しく思っていたのだけれど
こういう歌舞伎モノがまた見れることができて本当に嬉しい
スーパー一座は力押し、木ノ下歌舞伎はもうちょっと理性的かな
歌舞伎の物語性の部分を強く押し出している感じがします どうだろ

***

これ見たあとで、ホンモノの歌舞伎はどうだったんだろうなーと思ってたら
タイミングよくシネマ歌舞伎が始まったので足を運んでみた
上映時間が2時間ということで、かなりダイジェストな感じで、
見せたいところ、面白いところだけを抜き出してあったような雰囲気
これはこれでいいんだけど、木ノ下歌舞伎見てたから話についていけた感はあった

でもやっぱりホンモノの歌舞伎の人たちの身体能力は違うわ
型ひとつでも見れるんだよね 子どもの頃からやってるってのはやっぱ違うなー

それから、三幕の二つの絵の美しいこと!
廃れた寺の中、赤い敷物の上に二人の男女、その後ろが割れて青白く光る竹林が現れ、
中から男がでてくる絵のカッコいいこと!
ラストシーンは、ほぼ素舞台の上に白い紙吹雪がこれでもかと降る中、白い衣装の人々が立ち回る
その中で主役の三人は、赤、青、肌色の衣装 で抗って倒れる その上からも容赦なく雪が降り積もる
一度に紙吹雪がどさっと落ちてくることで一瞬舞台上の三人が紙吹雪で隠れる
紙吹雪が本当に積もるんだから!
煙で舞台が隠れるのは見たことあるけど、紙吹雪で舞台が隠れるほど降るんだから
(これだけの紙を切るのにどれだけ時間がかかるんだろうか、とか、
掃除たいへんだろうなとかつい考えちゃった自分がホントにヤだよ全く)
どっちのシーンも無音だったのがまた凄みをプラスしてた
これは映画ならではの演出なのか、本当の舞台ではどうだったんだろう

最近、いろんなことに今ひとつ感動できない自分がいたけど
このシーンは鳥肌モノで、私まだ感動できるじゃんと思ってほっとしました なんだそりゃ

ということで、木ノ下歌舞伎、シネマ歌舞伎ともども超オススメです ぜひ!

木ノ下歌舞伎 http://kinoshita-kabuki.org/
シネマ歌舞伎 http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/29/
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