劇団四季「リトルマーメイド」 | 00:05 |
念願の劇団四季「リトルマーメイド」を見てきました
テレビCM等で見たあの舞台の上下空間を斜めにぶった切っていく人魚、
あれを生でぜひ見てみたかった!
もう相変わらずのすばらしいショー要素満載でした
人魚の姉さんたちとお付のエンジェルフィッシュ(?)が華やかに歌い踊る場面、
人魚のヒレや魚のひらひら布で水中を表現する方法、
カニのハラハラ感のかわいらしさ(この役者サン還暦すぎてるそう)
カモメのタップダンスのかっこいいこと
なんたって代表曲「アンダー・ザ・シー」!
このイントロがかかった瞬間の、あの会場全体のキター!というウキウキした空気感は
まさに舞台ならでは、最後の方、ちょっと感動してうるっと来たもん
四季はいつもどこかで本編と関係なく歌とシーンの作りだけで私を泣かせてくれます
あーもう年食ってよかった 若いときだったら多分斜めに見てしまっていたから
私も素直になりました(ほんとか?)
***
と、ほめちぎっておいてからの…
とはいえ、これは四季に対してというかディズニー映画に対してなんですけど
というわけでネタバレさせてもらいますけど 有名な映画だからいいよね
人魚姫が王子と結婚しちゃあかんやろ。
この一言ですねえ
私の人魚姫の話のイチオシは、姉さまたちが魔女に交渉して、姫にナイフ渡して、
王子殺して戻っておいでというところ
それを振り切って、王子様のために人魚姫が泡になる!
ここに燃える要素がつまってるんじゃないのかーーい!
それと、人魚姫が一歩歩くたびに、ナイフに刺されたような痛みが足に走るってのをカケラも見せず
王子様と軽やかに踊る!
燃えまくるわ!萌えてるんじゃないから
まあ、こんなことはいろんな人が思ってきたことでしょうし、
ミュージカル見て楽しく帰るにはハッピーエンドのほうがいいんでしょうけど
そうこれは人魚姫をモチーフにしただけの別の話、とわかってはいるんですけど
なんたって美しい人魚姫の話なだけに、モヤモヤは残ってしょーがない
とはいえ、美しい舞台で、見に行ったことにひとかけらの後悔もございませんけどねーー
人魚姫の舞台の私の一番は、やっぱ亜弓サンが滝の前で演じたアレ
あれは名シーンだね わかる人だけわかってくれればいいです(ガラスの仮面ね)